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経済評論家の佐藤治彦が、これはと思ったお金を使う価値のある商品と店、これは絶対ダメだと思った商品と店などを紹介します。ポスト激安時代の高品質適正価格なこだわりで参ります。日本の中流は、下手をすると大していいものでないものを高値でつかまされたり、安かろう悪かろうなものと付き合ってしまうことになりがちです。中流としてただ安いものを追い求めるだけでなく商品の質やサービスに少しこだわれる人にとっての情報を発信して行きたいと思っています。みなさまからの情報もお待ちしています。
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超熟

パスコ 敷島製パンの食パンである。パンといえば、デパートや街のベーカリーの焼きたてパンに負けて従来の製パン会社の食パンや菓子パンは押され気味である。そりゃあ、工場と販売が直結していると美味しいパンが作れる。手作りの手の込んだパンも作れる。おいしい、さ。当たり前。一度美味しいパンを食べてしまうと、コシヒカリや秋田こまちの米の味を知ってしまうのと同じで、おいしくないパンは食べられなくなる。だから、デパートの地下の食パンを買ったりしたら、通常は製パン業者のものは美味しくなくて避ける様になるのも良く分かる。
 僕もそうだった。しかし、ある日事件がおきた。それは、昨年の夏のこと。夜にサンドイッチを作って食べたくなった。BLT。ベーコン、レタス、トマトのサンドイッチ。僕はこれに、甘くないタマゴ焼き(というか目玉焼きの目玉をつぶしたもの)やキュウリを入れたりするのだが、問題はパンなのである。夜なので、ベーカリーは開いていない。深夜までやっているスーパーの食パンで仕方なく選んだのが、この「超熟」なのである。メーカー小売価格が170円。その日僕が買ったのは138円だった。平常のバーゲン価格。期待はまったくしていなかった。選んだ理由も、スーパーなんかのPBの100円くらいのまずい食パンよりはおいしいだろうなあと、まずさの競争をしたのである。つまり、よりましなまずさを期待した。サンドイッチだから、トマトなど挟むものが上手ければ何とかなるだろうと考えていたのだが、なんとパンが主役となった。うまい!のだ。
 この『超熟』。まずはやわらかい。3日くらい経ってもやわらかさが残り、非常に極めの細かいパンはよく練られたことを想いおこさせる。その上、ベーカリーのパンが割りとすぐに乾いてしまうところがあるのに対して、適度の湿度を保ってもいるのである。ほんのりと甘い味とやわらかく、極めがこまかくしっとりとした食感。クラスト(耳)部分は薄く柔らかく、まずい食パンのあのゴツゴツ感などがない。こんな美味しい製パン業者の食パンは食べたことがない。
 この味について食パンの袋にはこう書いてある。「超熟製法」…小麦粉を熱湯でアルファ化?(これは何のことか分からない)し低温で長時間じっくり熟成させて焼きあげる独自の湯種製法。これは、ベーカリーに圧されて製パン業界の大反攻が始まったのかと思い、よその会社のフジパンとか山崎なんかも試した見た。しかし…。パスコの超熟だけが圧倒的に美味しいのである。よそのメーカーでも、××パンなどと言っていかにも上手そうなネーミングだけしているものもあるが、見かけ倒れ。全然ダメ。このパスコの『超熟』。スーパーで最も安いときには100円くらいで売られることもある(先着何名とかなので買えたことはないが…)。ベーカリーでの300円くらいの食パンに負けないどころかそれ以上の味なのである。ぜひ一度お試しあれ!
(これは、2003年にネット上に書いた文章。その思いは今でも変わらない。値段は210円となり、バーゲンで150円売りくらい。最近は3枚入り、半分の大きさの110円のそれを愛用している。)



ジョエルロブションのパンドミ
 


 六本木ヒルズの中に佇む ジョエルロブションのアトリエは、世界中のグルマンが注目する天才シェフであり、今や世界のトップレベルのレストラン経営者でもあるジョエルロブション氏が東京にに開いたレストランである。ここで食事をすると当然2万円はくだらなく、そう簡単に訪れることはできないが、そこに併設されるブティックはもっと注目されていい。ここでお勧めしたいのがパンなのである。一般的にはマカロンが美味しいとか、スイーツが美味しいとかいろいろ言われている。パティスリーのパンも、甘そうなパンとか、チーズや肉類を使ったものもあるのだが、僕がこの店で注目するのは最も厳しい、最もシンプルなパンなのである。それがパンドミ!このパンドミだけでも、何種類かある。きっと酵母か何かが違うのだと思う。お店の人に尋ねて欲しい。
 確か3枚入り。一斤で390円。写真は半分のもので190円くらいだった。この豊潤でシンプルな美味しさ。内部の湿り気とネバネバ感に、外側の適度な堅さ。当然この店のバケットも相当美味しいのである。六本木や恵比寿などジョエルロブションがある場所にいくと必ず寄るし、これから誰かと会うとなると、お土産に買って行く逸品である。お試しあれ!世界最高峰のそれががある。


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佐藤治彦
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経済評論/ジャーナリスト/演劇人
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海外旅行
自己紹介:
経済評論家としてメディアで活動しています。昔はワイドショーなどで激安ものなどを数々担当してきましたが、最近は一切行っていません。しかし、多くの方から得な情報を教えてくれと言われています。このごろこだわっている旅行関連のそれは旅行のブログに載せますが、それ以外で僕がお勧めする商品を紹介して参ります。
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